日本の『七不思議』というと、
東京の「本所七不思議」や奈良の「法隆寺七不思議」のように、
ちょっと怖くて奇妙な話に関わるものが多いようです。
一方、歴史的建造物⛪️や街並み⛲️、美しい自然🌳が多く残るイギリス。
2021年5月、王立地理学会によって発表された『自然七不思議』の他には
公式なリスト📝はありません・・・が、
観光📸にも人気で「これは確かに不思議!」・・・と思われるものを
勝手に選別、ご案内します🤗
🏟️場所:Salisbury SP4 7DE
📅時間:季節によって開園時間が変わるので、事前にウェブで要チェック。
🎫料金:大人£31.80、5-17歳 £15.90より。English Heritageのメンバーは無料
📝概要:1986年に世界遺産に指定された、イギリスではもっとも有名で人気の遺跡。
約5000年前に一部は、遠く南ウェールズ地方から運ばれたとされる円形に並ぶ巨石群。
誰が・どうやって・何のために作ったのか、今なお完全には解明されていない。
隣接のビジターセンターでは250以上に上る貴重な考古学的遺物や、遺骨を元に再現された5500年前の住民の顔などの展示もある。
巨石郡の合間から太陽の登るのが見える為、夏至と冬至には、太陽と空、そして季節の変わり目を祝う儀式などが執り行われ、毎年多くの人が集う。
2. 🔍 バース・Bath
🏟️
場所:ロンドンから車で2時間ほど、南西イングランドの丘陵地帯。
📝
概要:エイボン川にかかるPulteney橋の光景をはじめ、三日月型のロイヤルクレッシェント、18世紀ジョージアン様式で蜂蜜色の建物が並ぶ美しい街。
中心に聳え立つ塔と大きく見事なステンドグラスを誇るバース修道院も見どころの一つ。
中でもミネラル豊富でローマ時代より療養地として活躍してきた
古代ローマ浴場跡は必見。
18世紀にはおしゃれな温泉リゾート地としてアン女王を始め、多くの観光客を呼び、人口は10倍に跳ね上がった。
現在でも英国唯一の天然温泉を楽しむ事が出来るスパ施設がある。
🛀
古代ローマ浴場・The Roman Baths🏟️
場所:The Roman Baths, Abbey Church Yard, Bath BA1 1LZ
📅
時間:毎日、9時〜18時。最終入場は17時。
🎫
料金:大人£29より、子供 6-18歳 £22より、学生&65歳以上 £28より。週末料金は高くなるので注意。
📝
概要:バスの語源となった2000年の歴史を誇る浴場は、古代ローマ人達が、女神ミネルバを崇拝し、天然温泉に浸かりに訪れた場所で、現在でもまだ温泉が湧き出ている。
内部ではローマ時代の床を歩き、神殿跡を見学することが可能。
また女神のブロンズの彫像をはじめ、数々のローマ遺品が展示されている。
🏟️場所:カンブリアのBowness-on-Solway から東海岸Wallsend までの全長73マイル。
🎫料金:城壁に沿って歩くのは無料。砦によってはナショナルトラスト管理でメンバー以外有料の場所もある。
📝概要:122年、ローマー皇帝ハドリアヌスによって、北からの防御の為に広大な敷地を監視する目的で建設された防壁。
考古学上、現存するのが奇跡と考えられる長期間に及び、最も保存状態の良いローマ帝国の国境として1987年、ユネスコ世界遺産に登録された。
中でもひときわ状態の良いローマ砦 Housesteadsや、街の中心だったと考えられるCorbridge hoard、兵士の為の浴場施設のあった Chestersの砦は必見。
途切れのない城壁には、何故、どうやって城壁が作られたのかを垣間見れる Birdoswald などの見所がたくさんある。
範囲が広過ぎるので、事前にチェックして、訪れる場所を決めてから出かけるのがおすすめ。
🏟️
場所:44 Causeway Road, Bushmills, County Antrim, BT57 8SU
📅
時間:毎日、夜明けから日没まで。駐車場は 5時〜20時、観光案内所は 9時〜17時
🎫
料金:入場料は無料だが、駐車場料金があり。National Trustのメンバーは無料で駐車可能。
📝
概要:北アイルランド・ダブリンから車で約3時間、アントリム県にある。
約6000万年前の火山活動の柱状節理により出来た40000ほどの美しい6角形をした玄武岩の石柱群。
『巨人の石道』の名は、ライバルのスコットランドの巨人に対抗し、アイルランドの巨人、Finn McCoolが作ったとの伝説による。
地球の地質学的に最も重要なエリアとして、1986年にユネスコの世界遺産に登録され、翌年には北アイルランド環境省 によって自然保護区に指定された。
駐車場のオープン時間は季節によってことなるので、事前に要チェック。
無料駐車場、11言語オーディオガイドを含む専門家によるガイドツアーを含む Visitor Experience(有料)の申し込みは
こちらから。
🏟️
場所:Alum Bay, Isle of Wight
🎫
料金:見学は無料だが、場所によっては駐車場料金がかかるので注意。
📝
概要:イングランド南岸にあるワイト島の中央を横断する背骨状の石灰岩地形の西端で、海へと突き出た3つの鋭く尖った岩柱が最も有名。
垂直にそびえる岩柱は、石灰岩が激しく褶曲した結果、侵食し強い硬い石灰岩が残った為、
現在でも風と波の侵食により、崩壊が続いている“儚い不思議”。
現在、歯抜け状態のようにギャップがある場所には、4つ目の岩が海中に聳えており、元々は4つの岩柱からなる。
針のような形なので『ロトの妻』*旧約聖書『創世記』に登場する、神の言いつけに背いて振り返り、塩の柱に変えられた女性*にその名が由来する。
『針の岩』は高さ36.6mの最大の岩柱であったが、1764年に崩壊し、その後、名前だけが残った。
その時の衝撃は遠くポーツマスでも感じられたとの記録がある。
1975年からナショナルトラストの管理下になり、所有の
The Needles Old Batteryからの眺めが一番よいとされている。*ノンメンバーは入場料がかかる。
🏟️場所:Lancaster Castle, Castle Parade, Lancaster LA1 1YN
📅時間:毎日、9時30分〜17時
🎫料金:中庭への入場は無料だが、内部はガイドツアーでのみ観光が可能。大人 £9、子供 5-17歳 £7、4歳以下無料
📝概要:ローマ時代に築き上げられた土台をもとに、1265年、ランカスター公国の巨大な要塞として建立、以後、イギリスの歴史、文化、政治に大きく関わり続ける。
宗教裁判や、魔女裁判、家畜泥棒から殺人罪に至るまで、この地での処刑は200人に上り2011年3月まで実際の監獄として使用された。
1612年、3日間の裁判の上、死刑が言い渡され10人の絞首刑が執行されたペンドル魔女裁判は特に有名で、現在でも、小説、ドラマ化が頻繁に行われる。
内部ツアーは45-60分間の間隔で1日約8回行われる。事前予約はできす、当日の申し込みのみで、早い者勝ち。
ツアーでは拷問、処刑などの表現が含まれる。また足場が悪いので、車椅子や乳母車での入場は受け付けていない。
🏟️
場所:ドーセットのOld Harry Rocksから東デヴォンExmouthを結ぶ95マイルに渡る海岸線。
📝
概要:海岸沿いの岩石、化石、地質地形が地質学的に世界的に重要であることから、2001年にユネスコ世界遺産に指定。
総して中生代といわれる、三畳紀・ジュラ紀・白亜紀の1億8500万年に及ぶ地層・岩層がイングランド南海岸に沿ってほぼ連続して並んでいる貴重な場所。
2022年4月、1億5千年前生息した首長竜、プリオサウルスの頭部が発見された。
その他、6500万から2億年前の化石も見つかる『化石狩り』の聖地として親しまれており、専門家と歩く化石狩りガイドウォークもある。
1811年には、Lyme Regisで、後に著名な収集家となる12歳のMary Anningが流線型の魚竜、イクチオサウルスの完全な骨格を発見。
彼女がここで発見したイクチオサウルス、プレシオサウルス、翼竜プテロサウルスの標本は、ロンドンの『
自然史博物館』に保管されている。
また景勝地も多々あり、海に張り出したアーチ・Durdle Door、円形の入り江・Lulworth Coveが有名。
他にもチョークの崖や地層のストライプが見える断崖絶壁など、美しい海岸線にダイナミックな地形が続く。
崖崩れや波の侵食により、新しい化石が今なお現れる、現在進行形の青空博物館である。
===========================================
一般的に『七不思議』とは、
その時代にそぐわない高い完成度を誇る建造物を指すそうで、
有名なのはエジプトのギザの大ピラミッド・・・。
ご紹介したのは自然のものが多く含まれていますが、
そこはご愛想〜でお願いします🙏
* Words by Tora
*記事の内容は2026年9月3日現在のものです。
*価格、公開時間等は変わる場合がありますので、事前のチェックをお忘れなく。